今月より、当院において クレプトマニアミーティング を始めます
クレプトマニアとは、窃盗時の緊張感と窃盗後の解放感を体験することが目的となった繰り返される窃盗で、利益目的の繰り返される窃盗(窃盗癖)とは異なり、窃盗症、病的窃盗と呼ばれています
アメリカ精神医学会の「精神障害の診断と統計マニュアル」(DSM-Ⅴ)におけるクレプトマニアの診断基準は以下の5項目です
A:個人的に用いるのでもなく、またはその金銭的価値のためでもなく、物を盗もうとする衝動に抵抗できなくなることが繰り返される
B:窃盗におよぶ直前の緊張の高まり
C:窃盗を犯すときの快感、満足、または解放感
D:盗みは怒りまたは報復を表現するためのものでもなく、妄想または幻覚に反応したものでもない
E:盗みは、行為障害、躁病エピソード、または反社会性人格障害では
うまく説明されない
詳細につきましては、ミーティング担当(三谷)までお問い合わせください